結局昨日は昼から真夜中まで
ソファでずっと本を読んで過ごした。
ゆっくりお昼寝ができるくらいの
大きなソファがある家に
いつか暮らすのが夢だったのが、
もう待ちきれなくなって
先に買ってしまった巨大なソファ。
配送に来てくれたおじさん達は
ウチの玄関の狭さを見て途方にくれていたっけ。
結局ソファは入らなくて、
猛暑の中でいったん解体してもらい
部屋でもう一度組み立ててもらった。
昨日このソファの横にスタンドをたてた。
本を読んでいると夕方には暗くなってきて
ずっと不便だったから。
すると、スタンドの明るさも高さも雰囲気も
すべてがしっくりとはまって、ものすごくいい。
私はうれしくなって
ブランケットやクッションにうもれて、ろくに食事もせず
大好きなアン・タイラーを読み続けた。
そういえば遠い昔、小さな子供のころから
こんなふうに快適に読書をできる環境を
夢見てたような気がした。
何十年もたって、やっとサンタがくれたプレゼント。