秋のライブ。
春のアルバム発売から
なかなか元の作曲モードに戻れずにいた夏。
ぎりぎりになってエンジンをブルンブルンと発動させ
なんとかリズムを戻して曲を書き、準備を整えた。
でも、このライブがあるからこそ。
2曲の新曲のお披露目では、
気合いが入り過ぎて曲順を間違え、
後に歌う曲名を先に言ってしまった。
と、そのとたん、バンドメンバーから
「えーっ!?」と容赦ない非難の声。
会場からは笑い。
弾かないギターまで構えてしまっている私。
なんてこった・・。
今日こそ、こぼすまいと心に決めていた
ステージドリンクの水も
お約束のように蹴っ飛ばしてこぼしてしまうし、
なんでこうなるの?
でも楽しかったな。
毎回毎回、歌を歌うことの楽しさに目覚めていく。
それは、一人で曲を書いたり、練習したりしているときの
ときに苦しかったり、つらかったりすることと
セットになっているものなのだけど。
前のライブよりここがうまくできた、ってことを
小さな勇気にして進んでいく。
きっと最後のその日まで。
聴いてくれたみんな、
本当にありがとう。
次回もきっと一歩でも進んでいるようにします。
どうかまた来てください。
そしてメンバーのみんな、
今回もありがとう。
皆さんのような素晴らしい音楽家と
共にステージができることを
いつも誇りに思っています。
このことを常に忘れず、これからも歩いていきます。