最近の夏は「いやあ、今年も暑かったねえ〜」なんて
生やさしいもんではなくなった。
生きるか死ぬかである。
朝のニュースでアナウンサーが本気で熱中症の危険を訴えるし、
突風や竜巻は激化するし、
子供の頃の、朝顔や風鈴やスイカや花火や、
そんな季節の風景にほんのり幸せになる夏は
どんどん遠くなってゆく。
人間は、お世話になっているこの地球という我が家を
どんどんぶっ壊しにかかっていて、
すぐにやめれば済むこともたくさんあるのに、
大人たちの様々な事情で、もうやめるにやめられない。
それを無力感と悲しさで見つめている人で
この地球はあふれている。私も含めて。