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今朝は「はての浜」へシュノーケリング。
グラスボートで20分ほど、
白い砂浜の小さな島に着く。
ゴーグルとフィンをつけ、さっそく海を探索。
朝ごはんのソーセージを持ってきて、
海の中で細かく砕いたら
100匹くらいの色とりどりの小魚たちに
指先をツンツンされて、戸惑いと幸福感が入りまじる。
夢中で泳いでいて、ふと気づくと
遊泳禁止のブイをだいぶ越えている。
こんなとこでサメに食われたら自己責任だと思ったら
やたら怖くなって慌てて泳いで戻った。
夕方からは、海岸を臨むスパへ行く。
太陽がオレンジ色に沈んでいくまで
露天風呂からずっとながめていた。
雑念に邪魔されることもなく、
ただじっと、変わりゆく空の色を眺めていられる時間が
うれしい。
日焼け対策はバッチリだったはずなのに、
鏡を見たら、ももの後ろと腕が真っ黒。
まるで小学生の夏休みに戻ったような体だ。
久米島はとても肌の合う島だった。
人も町も、海も風も。
でも今夜友だちとも話していたのだけど、
すべては、そのときの自分の心次第なのだと思う。
どんな素晴らしい景色を見ても
何も見えていない時が、人生にはある。
私は一体いくつの素敵な景色や、温かな人の心を
見過ごして生きてきたのだろう?
長い時間がかかってしまったけれど、
目に映る景色を
素直に心に受け入れられるようになった自分が、
とても嬉しいのだ。
これからは心の窓をもっと開いて
もっともっとたくさんのものを見ていきたい。
やっとこれから。