昨日のリハビリダイブは無事だった。
潜るより断崖下りが怖くて
海に入ったときは安心のあまり
10数年ぶりのダイビングだというのを忘れた。
今日はダイビング未体験の友だちに
体験ダイビングをさせる、半強制的に。
仲間にダイビング人口を増やすためだ。
作戦は成功、みんな海のとりこ。
私もそうだったもん。
これからどんどん一緒に行こうね。
しっかし海はいいなー、やっぱり。
潜ったとたんに、すべての雑念が消え去って
海と一体化できる。
でもそこはあくまでも魚や海の生物たちの世界であって
私たち人間はお邪魔させてもらってるのだ。
ツバメウオなんかが、
「やあ、来たのかい、まっ、ゆっくりしていけよ」
ってな感じで、顔をぬーっと寄せてくる。
ウツボもけげんな顔ながら
私たちが来たことを許容してくれる。
そんなとき、人間も地球の一員で、彼らの仲間で、
だから朗らかに生きていけばいいじゃん、って気になる。
命さえあれば何とかなる。
何をクヨクヨしてんだ。
夜は人気のステーキ屋の予約がいっぱいで
近所の居酒屋「ちゅら海」に行った。
でもこれが正解。
魚のおさしみがどっさりのっかったサラダや
麩やゴーヤやそーみん(そーめん)のチャンプルーが
めちゃおいしい。
「あおさ」という海藻のかき揚げも気に入った。
沖縄の人は、みんなのんびり笑顔で
だいたいの人は渡嘉敷とか具志堅とか比嘉とか
不思議な名前で、みんな濃い〜顔をしていて、
ここはやっぱり外国なんだと思った。
「ちゅら海」でお腹いっぱいになったころ、
店のお兄さんと常連のおじさんが
三線を持っていきなり歌いだした。
見ていた別の常連さんも踊り出して、
現地の人たちは全員で大合唱。
私たちが全然知らない歌の歌詞を
みんなが知ってる・・素朴な感動。
私の友だちも一緒に踊り出したら、
おじさん達は喜んでくれて
帰りにきれいな貝がらをたくさんくれた。
沖縄だぁー、たのしい。