みちさんからクルージングのお誘いを受けた。
今夜は花火があるのだそうだ。
出航の時間に船に行くと、
みちさんのお友達の皆さんが、もう揃っていて
笑顔で迎えてくださった。
レインボーブリッジをくぐって、お台場沖に到着すると
今までに見たこともないほどの屋形船の数。
天ぷらみたいな匂いがぷ〜んとする。
そして、素敵な我がPFCC号は
いつもながら屋形船のお客さんの注目の的となる。
ていうか、今日は完全に取り囲まれ状態。
そして花火。
今夜は2000発だとか。
今年の夏はろくに花火を見られなかったので
とってもうれしい。
みちさん、ありがとう。
冬の花火、それもすぐ目の前で。
首が痛くなるくらい近く。
花火というのは
頭が空っぽになる。
自分の体の存在さえも希薄になって、
魂だけが夜空の火の粉を見つめているみたい。
ときおり、この魂が
この不細工な体に幽閉されているような気がして
息苦しくなるけれど、
このときだけは、とても楽になれる。
今夜のメニューを発表しましょう。
まずは、PFCC号人気の前菜、生ハムのキュウリ包み
エシャロットの梅肉マヨネーズ
(子供のころ、エシャロットをおいしそうに食べる大人に憬れてた)
鶏肉ともやしのナムル風
大根と貝柱のあんかけ(芸術品)
チェリーのように甘〜いトマト
お手製の松前漬け(懐かしい!母もよく作ってた)
海老のすり身だけを使ったさつま揚げ
(船の上で揚げてくれました、アツアツ。
美味しい日本酒に最高にあった!)
そして、あったか〜いカキのクリームシチュー。
シメはウニのビビンバ風ごはん。
ゴージャース!!
みちさんの味付けは、とても繊細で
愛の味がする。
こういうご飯を食べて育ったから
あの家の子供達はみーんないい子なんだろう。
食育は、本当に大切。
味覚の貧しい人は信用できない。
それは愛を感じるのと同じアンテナだから。
今夜のメンバーは、初対面の方や
あまりお話をしたことのない方が多かったのだが、
驚いたことに、一人として、
全体の波動を乱す人がいなかった。
仲間の集まりでさえ、多少なりとも波動の違う人がいて、
能力のある人がそれを密かに調整して
その場は保たれるものなのに。
今夜は、澄んだ泉の水面のように
空気がのんびりとくつろいでいた。
これもみんな、みちさんのお友達ばかりだからかな。
みちさん、すごいな。
人の愛に、自分が生かされていることに、
感謝した時間。