ダイビング二日目。
今日は沈船付近を潜る。
ここは海ガメのポイント。
通常、安全のために
沈船の中には入らないことになっているが、
この船はダイバーや魚のために沈められたものなので
中へ入って遊ぶ。
いつものことだが、アメリカ人ダイバーには
マナーのない自分勝手な人が必ずいて、
この日も突然おじさんがぐわっと横入りしてきて、
沈船の狭い入り口を入っていった。
もう出られないかもしれないくらいの
太った大きなおじさんだった。
海ガメはこの船の住人で、
当然のように、そこにいる。
ダイバーに慣れているのか、
そばに行っても、全然知らん顔。
何かをじっと考えているような哲学的な表情をしていて、
なぜかそれに癒される。
地球は広いよ、こんなにも生物にあふれてる。
（写真：「写真撮るの？ はい、どーぞ」って感じの
カメでした）
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