数年ぶりの旅行。
いつかエッセイで中国のことを書いたけど
あれ以来だ。
今回は沖縄。
10数年ぶりのダイビングをしにいく。
ちゃんと潜れるだろうか・・
もしかして死ぬかもしれないという一抹の恐れを抱きつつ
水着をバックに詰めた。
飛行機が離陸。
飛行機って、いつ乗っても
こんなデッカイ鉄のかたまりが何百人も乗せて
空を飛ぶってのが信用できない。
ひょとして死ぬかもしれないという一抹の恐れを抱きつつ
シートベルトをしめた。
だけどまわりを見るとかわいい子供たちがいっぱい。
こんないたいけな子たちを道連れにしてはいけない、
きっとこの飛行機は落ちない、
なぜかそう確信して、シートに身をうずめる。
無事那覇空港に到着。
先に着いていた友だちがレンタカーで迎えに来てくれて
そのまま早速ダイブスポットへ向かう。
遠い記憶をたぐり寄せつつ、
ウェットスーツを着て、タンクなどの機材を装着。
ウェイト(重りをつけたベルト)をつけたら
合計10キロ近くになった。
この真栄田岬は、ゴツゴツの断崖を下ってから潜るという
ビーチダイブ。
10キロの機材を身につけて、
しかも厚さ5ミリのウェットスーツで
炎天下の断崖下り。
これじゃ、潜る前に落下して死ぬかもしれない。
旅ってアドベンチャーだ。
(写真:ホテルから見た夕日)